
テス・ホールディングス(以下、「テスHD」)と東京センチュリーは12月24日、テス・HDの完全子会社テス・エンジニアリングおよび東京センチュリーの連結子会社A&Tmが、太陽光発電所のO&M(運用・保守)分野において共同事業を開始したと発表した。
テス・エンジニアリングはテスHDの完全子会社、A&Tmは東京センチュリーの連結子会社である。本共同事業では、テスHDが保有する太陽光発電所を対象として、O&M業務の高度化を通じた発電効率向上および収益最大化を目指す。
発表によると、共同事業における役割分担は、テス・エンジニアリングが運用管理および現場対応を担当し、豊富なEPC(設計・調達・建設)やO&Mの知見に基づく点検・修繕業務を行う。一方、A&Tmは技術管理を担い、全国の太陽光発電所の運営で培ったノウハウを活かして運転データの分析・診断を実施する。
東京センチュリーは「A&Tmの高度なデータ分析能力をテス・エンジニアリングのO&Mに取り込むことで、発電設備の劣化や性能低下の兆候を早期に検知することが可能となり、発電ロスを最小限に抑え、事業価値の最大化に貢献する」としている。
今回の協業は、2024年末に締結されたテスHDと東京センチュリーによる電力分野を中心とした資本業務提携契約に基づく戦略的な取り組みの一環である。この提携の下で、東京センチュリーはテスHDの発行済株式の5%を取得している。
テスHD保有の発電所で本共同事業の運用実績を積み上げた後は、第三者が保有する発電所への事業展開も視野に入れる。あわせて、既存設備のリパワリング(高効率化、設備増強)や併設蓄電池の導入など、他の再エネ分野における最適なソリューションの提供も推進していく計画だ。