
(画像:コスモエコパワー)
コスモエネルギーホールディングスは1月29日、完全子会社のコスモエコパワーと日本電気(以下、NEC)が、2025年12月25日付でバーチャルPPAを締結したと発表した。
本契約は、コスモエコパワーが運営する陸上風力発電所「中紀ウィンドファーム」(出力:48.3MW)で発電する電力に付随する環境価値を、NECのデータセンターの脱炭素化を目的として供給するもの。NECは本PPAにより、これまでの再エネ調達の取り組みと合わせ、同社が運営するデータセンターの消費電力のうち約50%を再エネで賄える見込みとしている。なお、本PPAによる供給量は非公表である。
対象となる中紀ウィンドファームは、和歌山県の白馬山系の尾根に位置する陸上風力発電所。23基の風力タービンから構成され、2021年4月に運転を開始している。同発電所は2016年度にFIT認定を取得し、当初は22円/kWhで運用されていたが、2025年4月1日にFIPへ移行した。
本契約は、コスモエコパワーが同発電所を活用したバーチャルPPAとして公表した5件目の案件となる。これまでに、2025年3月にJR西日本(年間約40GWh相当)、同年5月にNTN(同約10GWh相当)、同年12月にセコム(供給量非公表)との契約を発表しており、2026年1月23日には村田製作所(年間約29GWh)との契約を公表した。
PPAの供給量が公表されている3社分を合計すると、中紀ウィンドファームの年間発電量約101GWhのうち、約78%を占める。