
グリーンエナジー&カンパニーは1月7日、四国を拠点とするシンジケート団から、サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の枠組みで20億円を調達したと発表した。同ローンは、グリーンエネルギー施設の開発拡大を目指す同社の中期経営計画「Green300」におけるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(環境・社会貢献に関する具体的で数値化可能な目標)に連動するものだ。
同ローンは阿波銀行がアレンジャー兼エージェントを務め、香川銀行、高知銀行、伊予銀行、四国銀行、百十四銀行が参加している。実行日は2026年1月14日で、満期日は2033年1月25日に設定されている。
同ローンは無担保で提供される一方、財務制限条項として「各事業年度の決算日における純資産額を2025年4月期決算日比で75%以上に維持すること、ならびに連結損益計算書の経常損益(減価償却費控除前)が2期連続で損失とならないこと」が求められる。
Green300は、2035年4月期に売上高1,000億円の達成を目指す同社の長期ビジョン「サステナグロース2035」の第1フェーズに位置付けられる中期経営計画である。同計画のもと、2029年4月期までに売上高を年平均成長率25%で拡大し、300億円規模へ成長させる方針だ。また、営業利益についても、2024年4月期の5.12億円から2029年4月期には20億円へ引き上げる計画としている。
同社はこれらの目標達成に向け、低圧・高圧両面での太陽光発電所の開発を本格化し、特に関東、四国、中部の各電力供給エリアに注力する。加えて、2029年4月期までに、累計1GWの系統用蓄電所を開発・建設する目標も掲げている。
同社は、O&M(運用・保守)やネットゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH:ゼッチ)事業の拡大も進める。建設事業を起源とする同社は、近年はプロジェクト開発へと事業領域を拡大しており、サステナグロース2035の第2フェーズでは、外部資金を活用したファンド事業を通じて、多くのプロジェクトのスポンサーとしての役割を一段と強めていく計画だ。