
デンマークの太陽光発電事業者であるObtonは、英・オルタナティブ資産運用会社のICG(旧社名:Intermediate Capital Group)との提携を受け、9月5日に日本事業の名称をVoltaiyoに変更した。
今回のリブランディングには、同社の日本法人であるオブトンジャパンの名称変更に加え、資産運用部門であるオブトンジャパンAMとの統合が含まれている。
「オブトン本社からエグゼクティブVP兼パートナーがCEOに就任し、独立した日本法人としてVoltaiyoを率いる体制を整える」と、オブトンジャパンの元カントリーマネージャーで、現在はVoltaiyoの事業開発ディレクターを務めるNicklas Nordahl Møller氏はLinkedInの投稿で述べた。
同社は現在、500MW以上の案件を運営しており、ICGの支援のもと、今後5年間で1GW超への倍増を目指している。具体的には、太陽光発電所の取得と自社での新規開発の両面から事業の拡大を図る。
日本はObtonにとって初のアジア市場であり、同社が日本で手がけた最初の案件は、2021年に福島県で取得した31MWの太陽光発電所である。