
7月5日、デンマークの太陽光発電・蓄電所開発大手のObtonが米国コロラド州を本拠地とする再生可能エネルギー投資会社である、GSSG Solarと合弁会社を設立することを発表した。合弁会社は、日本で合計117MWの太陽光発電所を取得する予定である。
Obtonによると、7都道府県にまたがっている全9カ所117MWのうち計8カ所104MWの発電所はすでに運転しており、13MWの発電所1カ所は開発中である。運転中の発電所はすべて2017年から2019年の間に運転を開始した固定価格買取制度(FIT)の認定を受けている発電所である。
同社は以前、福島県にあるGSSG Solar最大規模の82MWの太陽光発電所をGSSG Solarから取得した経緯がある。
また、2021年にEKF (デンマーク輸出信用基金) の融資を受けて福島県白河市にある31MWの太陽光発電所を取得し、同プロジェクトがアジアにおける太陽光発電所への初の投資案件となった。