
太陽光発電所となった(画像:双日ミライパワー)
みずほリースは4月15日、SPC(特別目的会社)のMIRAI POWER1号を通じて、鹿児島県指宿市の「指宿山川太陽光発電所」(出力:17.6MW/DC、14MW/AC)に出資し、同発電所の50%の出資持分を取得したと発表した。
指宿山川太陽光発電所は、2020年3月より稼働しており、双日ミライパワーに関連する未来創電指宿山川合同会社が保有。2013年にFIT(固定価格買取制度)認定を受け、当時の10kW以上の太陽光のFIT価格は36円/kWh。
今回の取得は、みずほリースが2025年3月にMIRAI POWER1号を通じて岩手県久慈市の「久慈侍浜太陽光発電所」(出力:12MW/DC、8.5MW/AC)の全持分を取得したことを発表したことに続く動きである。
これにより、MIRAI POWER1号は2023年3月から2025年3月までに発表された第1弾~第4弾までの事業を合わせると、保有する発電所は8ヵ所(総出力:228.1MW/DC、170.5MW/AC)に達した。このうち4ヵ所で持分50%を保有していることから、実質的な保有容量は156.3MW/DC、116MW/AC相当と見られる。なお、MIRAI POWER1号がこれまで取得してきた案件はすべて双日ミライパワー関連の発電所である。
高いFIT価格の太陽光発電所を巡る取引は他社でも散見される。2025年3月末には、日本国土開発が「松島どんぐり太陽光発電所」(出力:50.4MW)の信託受益権の一部をSMFLみらいパートナーズに譲渡した。また、環境フレンドリーホールディングスは、エネルギープロダクトが設立したSPCが保有する「細谷自然エネルギー発電所」(10.1MW/DC、8.5MW/AC)の出資持分取得に向けた手続きに着手している。これらの事業はいずれも36円以上のFIT価格が適用されており、FIT制度開始当初に認定を受けた発電所である点が共通している。