かづのグリーンエネルギー、秋田で最大107.5MW陸上風力の環境影響評価方法書を公表

2025年4月15日
かづのグリーンエネルギーの主要株主は
福島県を拠点とするビーエイブルである

かづのグリーンエネルギーは4月3日、秋田県鹿角市で開発を進めている「(仮称)鹿角東部市民ウインドファーム事業」(出力:最大107.5MW)について、環境影響評価方法書を公表した。

同発電所は約924haの事業実施区域に、4.2〜6.1MWの風力タービンを最大25基設置する計画だ。2024年7月にかづのグリーンエネルギーが公表した計画段階環境配慮書では最大出力106MWとされていたが、今回の公表により、設備規模がわずかに拡大された。着工は早ければ2028年、運転開始は2033年の運転開始を予定している。

事業予定地周辺では、すでに複数の風力発電所が稼働中だ。その一例として、「ユーラス田代平ウインドファーム」(出力:7.65MW)は2002年に運転を開始しており、また岩手県の「稲庭高原風力発電所」(出力:1.98MW)は、2022年にリプレース工事を経て再稼働した。

この地域は風況に恵まれており、現在も多くの風力事業事業が進行中だ。すでに環境影響評価書を公表し、事業かに向けた最終段階に入っている案件としては、「グリーンパワー稲庭田子風力発電事業」(出力:最大94.5MW)や、Invenergy関連の「(仮称)稲庭風力発電事業」(出力:最大134.4MW)などがある。さらに、計画段階環境配慮書の段階にある事業は4件(総合計:695MW)、環境影響評価方法書を公表した事業は少なくとも3件(総合計:204MW)にのぼる。

かづのグリーンエネルギーの主要株主であるビーエイブルは、火力や原子力発電所のEPC(設計・調達・建設)やO&M(運用・保守)を手掛ける企業で、近年は再エネの開発にも注力している。同社は福島県および秋田県において、計8ヵ所(高圧5ヵ所、低圧3ヵ所)の太陽光発電所を保有している。また、関西電力および九電工と共同開発した福島県のバイオマス発電所(出力:112MW)にも45%を出資している。

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