X-ELIO、太陽光第27回FIP入札で30MWacを獲得、落札合計79MWacの約38%を占める

2026年3月18日
北海道における事業基盤を強化するX-ELIO
(画像:X-Elio Japan)

スペインの再エネ開発会社X-ELIOの日本法人X-Elio Japanは3月12日、日本の太陽光第27回入札(2025年度第4回)において、北海道の特別高圧案件2件・合計出力約30MWacを落札したと発表した。なお、両案件の落札容量は、同入札で割り当てられた79MWacの約38%に相当する。

1件目は、北海道釧路市で計画する太陽光発電所(出力:27MWdc/20MWac)で、FIP価格4.67円/kWhで落札。運転開始後の年間発電量は約36.1GWhを見込む。2件目は、北海道石狩市で計画する太陽光発電所(出力:15MWdc/10MWac)。FIP価格5.12円/kWhで落札され、年間発電量は約16.8GWhと試算されている。

電力広域的運営推進機関によると、釧路の発電所は特別目的会社(SPC)のX-Elio23が、石狩の発電所はX-Elio25がそれぞれ保有する計画である。

X-ELIOのウェブサイトによると、同社はこれまで日本国内で計12件・393MW相当の太陽光発電所を開発してきた。このうち、2025年7月に運転を開始した船木太陽光発電所(出力:14.4MWdc/10MWac)を除くすべての案件は、開発後に売却されており、現在は同社の保有電源から外れている。なお、船木太陽光発電所で発電した電力については、全量を20年間供給するPPAをAmazonと締結している。

X-ELIOは、イタリア、ドイツ、米国、日本など世界12ヵ国で事業を展開している。再エネ開発に特化したカナダのオルタナティブ資産運用会社Brookfieldの完全子会社であるが、2025年10月、同社の売却に向けた手続きを開始したと複数メディアが報じた。スペインの経済誌EI Economistaによると、負債を含めた評価額は40億円ユーロ(約7,300億円)とされる。2026年2月時点では、売却先が決まったとの情報は公表されていない。

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