Vestas、三菱電機・富士電機と個別連携、風力タービン部品のサプライチェーン強化へ

2025年4月30日
Vestasは1993年から日本市場に参入している
(画像:Vestas)

デンマークの風力タービンメーカーであるVestasは、4月23日に東京で開催されたデンマーク大使館主催のクリーンエネルギーのイベントにおいて、三菱電機および富士電機と風力タービン部品の供給に関する覚書および合意書を締結した。

三菱電機との覚書に基づき、同社は国内で洋上風力タービン向けスイッチギアの開発・製造を行う。

スイッチギアは、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(通称:再エネ海域利用法)に基づいて実施された洋上風力第2ラウンドにおいて、JERAが主導するコンソーシアムが落札した「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖」(出力:315MW)の案件で採用されるほか、今後はグローバル市場への供給も見込んでいるという。

さらにVestasは、富士電機との間で締結した合意書により、陸上および洋上風力タービン向けのパワー半導体の開発に関して協力関係を築くことで合意した。対象はグローバル市場全体となる。

Vestasの副社長兼アジア太平洋地域(APAC)調達責任者であるRaphael Huot氏は「世界的に洋上風力発電の大規模導入が予定されているなか、Vestasが持続可能で競争力のある風力サプライチェーンを構築するためには、高い技術力を持つ日本のサプライヤーの協力が欠かせません」と述べた。

同社は1993年に日本市場へ参入して以来、国内において累計1.5GW相当の自社製風力タービンを設置しており、現在そのうち900MW相当の設備について保守を担当している。また現在、国内でさらに計900MW規模の建設中の風力発電所事業にも携わっている。

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