TESSグループ、佐賀県の46MWバイオマス発電所を25年5月運転開始予定、バイオマス燃料を年20万トン供給へ

2025年3月10日
佐賀伊万里バイオマス発電所の年間発電量は312GWhを
見込んでいる(画像:テスホールディングス)

テスホールディングスは、連結子会社である伊万里グリーンパワーが事業主体のバイオマス発電事業「佐賀伊万里バイオマス発電所」(出力:46.0MW)の開発の進捗状況を公表した。

試運転では出力100%での発電に成功し、順調に開発が進んでいることを確認した。同社は、2025年5月の運転開始を目指して、引き続き試運転工程を進めていくという。

テスホールディングスは、同グループの中期経営計画「TX2030 TESS Transformation 2030」の一環で、2030年に向けてバイオマス発電所の主燃料となるパーム椰子殻(PKS)を活用する「資源循環型バイオマス燃料事業」を注力領域の一つとすると発表している。2028年〜2030年にかけては、同事業の本格化を目指す「成長拡大期間」とし、成長投資や経営リソースの集中を図る。

同社は、2020年よりインドネシアからPKS燃料を調達し、日本国内のバイオマス発電所に供給する燃料販売事業を展開しており、2024年6月期には10.4万t/年の供給実績がある。同社は、2030年6月期までにバイオマス燃料の供給量を50万t/年に増加する計画であり、佐賀伊万里バイオマス発電所向けの供給量は20万t/年に拡大する見込みだ。

同発電所は、2017年度に一般木質バイオマス(出力:20MW以上)としてFIT認定を受け、FIT価格は24円/kWh。発電所への総投資額は、2024年6月期までに約230億円、2025年6月期に約90億円を見込んでいる。

昨年12月には、東京センチュリーがテスホールディングスの株式を5%取得しており、バイオマス燃料の供給事業を含めた東京センチュリーグループとの協業を発表した。両社は、そのほかにも、系統用蓄電所の開発や需給調整業務などの事業でも連携を強化する。

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