
(画像:ソネディックス)
ソネディックス・ジャパンは11月4日、大分県大分市で稼働中の太陽光発電所(出力:38.6MW/DC、30.0MW/AC)に、125MWhの系統用蓄電池併設工事を10月より着工したと発表した。同社にとって、国内で初めての蓄電池事業となる。
蓄電システムにはTesla製の「Tesla Megapack」を採用し、東芝エネルギーシステムズがEPC(設計・調達・建設)を担当する。2026年11月の運転開始を予定しており、大阪ガスがアグリゲーターとして、電力運用を行う。
建設に際しては、資本構成の最適化や財務の長期的な安定性確保を目的とするリファイナンスを実施し、三菱UFJ銀行から約214億円のノンリコースローンによる資金調達を行っている。
発電所は、ソネディックス・ジャパンのSPC(特別目的会社)であるOita Solarが保有し、2020年3月に運転を開始した。現在は40円/kWhのFITで稼働しているが、今回の蓄電池併設に伴い、FIPへの移行を計画している。
ソネディックス・ジャパンは国内で25ヵ所の太陽光発電所を運営しており、そのうち出力制御が多い九州エリアにあるのは本発電所だけである。蓄電池の導入により、収益性の改善を図ったとみられる。本事業は、グループとしてイタリアで建設中の再エネ併設型蓄電池事業(18MW/72MWh)に続く、世界で2件目の蓄電池事業となる。