
IQg 代表取締役の水田氏(右)
7月30日、再生可能エネルギーの開発やサービスを提供するIQgはアルゴリズム技術を活用した電力取引を行うチェコのSecond Foundationと資本業務提携契約を締結したと発表した。
2024年7月2日、提携の一環としてSecond FoundationはIQgに対し、約4億5000万円を出資した。出資と並行して、Second FoundationのCOOミハイル・スカルフスキー氏がIQgの取締役に就任した。
また、両社は「日本オブノ合同会社」を合弁会社として今後設立し、国内で太陽光発電所や蓄電所等の開発を進める予定である。発表によると、Second Foundationは合弁事業を通じて1,000万ユーロ以上を投資し、2GWの系統用蓄電所を開発する計画だという。
「IQG社は、太陽光発電所や系統用蓄電所の開発で定評があり、アグリゲーション分野では2024年1月より当社の総代理店として活動しています」とスカルフスキー氏は述べた。
Second Foundationは、2023年5月に日本に完全子会社「Trisolaris(トライソラリス)合同会社」を設立し、本格的に日本のマーケットに参入した。それ以来、Trisolarisは500MW以上の太陽光発電所と風力発電所をアグリゲートするまでに成長した。