
パワーエックスは3月13日、蓄電池併設型の太陽光発電所向けアグリゲーションサービスの提供エリアを全国に拡大したと発表した。これまで九州エリアで展開していた同サービスを、全国9つの電力供給エリアへ広げる。あわせて、需給調整市場における一次調整力への参入にも対応する。
同サービスでは、太陽光発電所への蓄電システムの設置からアグリゲーション、保守・管理までをワンストップで提供する。対象は1.5MW以上の高圧または特別高圧の太陽光発電所で、同社製蓄電システム「Mega Power 2700A」または「Mega Power 2500」を設置する。
発電事業者は、市場価格に連動する変動型の収益モデルと、収益の見通しを立てやすい固定収益型のいずれかを選択できる。
パワーエックスは2025年8月、発電と蓄電システムの充放電を統合的に最適運用する「電力アグリゲーションサービス」事業に参入した。第1号案件は、扇港電機の子会社が保有する「鹿児島県大崎発電所」で、当時の発表では2026年2月頃の運用開始を予定。パワーエックスは2025年12月に東京証券取引所グロース市場へ上場。同年12月期の連結売上高は193億円隣、前期比で3.1倍に拡大した。このうち約89%は蓄電池販売が占めた。また、電力小売やアグリゲーションサービス、トーリングなどの電力事業も成長し、これらの売上高は2024年12月期の約3.8億円から、2025年12月期には10億円を超える規模へと拡大した。