パワーエックス、本社工場製造ライン増設と北海道苫小牧市に新工場開設へ、2027年稼働予定

2026年3月25日
同社は、北海道に新工場の開設を決定した
(画像:パワーエックス)

パワーエックスは3月23日、蓄電システムの製造能力拡大に向け、事業総額約50億円を投資すると発表した。岡山県玉野市の本社工場に大型蓄電システムの製造ラインを増設するほか、北海道苫小牧市に新工場「Power Base Hokkaido」を開設する。

本社工場の増設ラインは2027年1月、北海道の新工場は2027年6月に稼働開始を予定している。いずれもコンテナ型蓄電システム「Mega Power 2500」の製造に充てられ、全面稼働時には各拠点で年間800基(約2GWh相当)の生産能力を見込む。

新工場の開設について同社は、蓄電システムの需要拡大に対する供給力の確保、製造拠点分散による自然災害などへのリスク低減、完成品の輸送コストの最適化を図ると述べている。製品は主に、北海道および東北エリアの系統用蓄電所向けに供給する予定だ。

同社は、蓄電システムの年間生産能力を2026年の1.2GWhから、2030年までに7.5GWhへ引き上げる計画だ。本社工場、北海道の新工場、岡山県玉野市の提携工場の3拠点体制で実現を目指す。その通過点である2029年の目標6GWhは、2025年12月の東京証券取引所グロース市場上場時に示した2029年度の見通しであった4.8GWhを25%上回る水準となる。

現在は、本社工場と玉野市内の提携工場で製造を行っている。今後、本社工場では、2030年以降に第2製造棟の稼働を検討しているほか、北海道の新工場でも将来的に第2製造ラインを追加することも視野に入れている。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。