パシフィコ・エナジー、三重県で90MW太陽光の環境影響評価手続きを完了

2025年8月1日
パシフィコ・エナジーはゴルフ場跡地を活用した
太陽光発電所を複数開発している

パシフィコ・エナジー傘下のパシフィコ・エナジー白山は、三重県津市で計画を進める「(仮称)白山三ヶ野太陽光発電事業」(出力:128MW/DC、89.6MW/AC)について、環境影響評価手続きを完了した。

同社は6月18日に「評価書」を経済産業省へ提出し、同月30日付で承認を取得。これを受け、7月23日より評価書の縦覧を開始している。

同社は約121haの敷地に、出力620Wの太陽光パネルを約2.06万枚設置する計画である。建設予定地は、2025年6月末で営業を終了した榊原ゴルフ倶楽部の跡地を活用する。工期は約25ヵ月を想定しており、着工から29ヵ月後の運転開始を見込んでいる。

白山三ヶ野太陽光発電事業は、太陽光第16回入札(2023年度第1回)において、FIP価格9.34円/kWhで落札している。資金調達には、三菱HCキャピタルと東銀リースからの開発資金(Devex:Development Expenditure)ローンなどを活用し、運転開始後はPPAを通じて収益化する計画である。

パシフィコ・エナジー白山は、2022年9月に環境影響評価手続きを開始した。当初は139.5MW/DC、93.0MW/ACの発電所の開発を計画していたが、2024年4月に提出した「準備書」の段階で現在の規模へと縮小している。

同発電事業は2027年11月完工予定の山口県の「(仮称)周南市長穂太陽光発電事業」(出力:120.4MW/DC、76.8MW/AC)に続く2件目のFIP案件となる見通しだ。また、広島県で進める「三次市糸井太陽光発電事業」(出力:135MW/DC、90MW/AC)については、環境影響評価の「方法書」段階へと進めており、2030年初頭の運転開始を目指している。なお、これらの案件はすべてゴルフ場跡地を活用したものである。

パシフィコ・エナジーはこれまでにFIT制度を活用し、15ヵ所の太陽光発電所を開発してきたが、現在はPPAを活用した事業モデルへとシフトしている。

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