NTTアノードエナジー、北海道で蓄電所を開発+石川県で蓄電所を運転開始

2025年9月5日
同社は全国9エリアで系統用蓄電所事業を展開
(画像:NTTアノードエナジー)

NTTアノードエナジーは9月1日、「北海道苫小牧蓄電所」(18.2MW/76.8MWh)の建設を8月に開始したと発表した。2028年度の運転開始を予定している。また、高圧蓄電所として7ヵ所目となる「石川津幡蓄電所」(2MW/8MWh)の運転を開始したことを同日発表した。

北海道苫小牧蓄電所は、経済産業省の2024年度予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」の採択を受け、約19億円の交付を受けて実施される。同社は、卸電力市場、需給調整市場、容量市場での電力取引を社内で行う予定だ。

石川津幡蓄電所についても、NTTアノードエナジーがアグリゲーションを担う。同蓄電所は、2025年初頭に運転開始した4ヵ所の系統用蓄電所(合計:7.1MW/33.5MWh)、さらに、九州電力および三菱商事と共同開発した福岡県香春町の「田川蓄電所」(1.4MW/4.2MWh)、東京電力ホールディングスと共同開発した群馬県嬬恋村の「嬬恋蓄電所」(2.0MW/9.3MWh)に続く蓄電所開発となる。

同社は全国9つの供給エリアにおいて、14ヵ所の高圧蓄電所を開発中である。そのうちの4ヵ所は2025年度中に、残りの10ヵ所は2026年度中に運転開始を予定している。また、経済産業省の補助金を受けて栃木県で特別高圧の蓄電所も現在開発中であり、こちらは2028年度の運転開始を予定している。

同社は、これまでの完全市場取引に加え、小売電気事業者への卸供給を通じた需要家への電力の安定供給や、再エネと連携した充放電による24時間365日のカーボンフリー電力の供給を可能にするなど、カーボンニュートラル実現に向けた電力供給モデルの確立を目指している。

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