
(画像:Neoen)
フランスの再エネ開発企業Neoenは4月1日、日本国内の系統用蓄電所事業に参入すると発表した。兵庫県の「赤穂蓄電システム」(100MW/400MWh)について、今後数ヵ月以内に着工通知(NTP)を発出し、運転開始は2028年を予定している。
同社は、2025年に本案件の開発権を取得し、2026年1月に関西電力と系統接続契約を締結した。
NeoenグループのCEOであるXavier Barbaro氏は、「赤穂蓄電システムは当社にとって日本初のプロジェクトであり、アジア太平洋における事業拡大に向けた重要な一歩です」と述べている。同社は2008年に設立され、太陽光、陸上風力、蓄電所事業を展開している。現在、稼働中および建設中の蓄電所はオーストラリア、エルサルバドル、欧州5ヵ国を合わせて2.8GW/8.1GWhに達する。また、太陽光発電容量は3.78GW、陸上風力は1.67GWを保有している。
赤穂蓄電システムは、国内で開発が進む100MW規模の蓄電所案件の一つとなる。このほかにも、関西電力など3社が共同開発する大阪府岬町の「多奈川蓄電所」が2028年2月に運転開始予定であり、レノバが主導する静岡県の「菊川西村蓄電所」と北海道の「苫小牧蓄電所」も2028年度に運転開始を予定している。