LS ELECTRIC、宮城県で20MW/90MWh蓄電所のEPCとO&Mを受託、2027年4月運転開始予定

2025年4月30日
LS ELECTRICの設備は、日本国内で稼働中の複数の蓄電所に
導入されている(画像:LS ELECTRIC)

韓国の電力機器メーカーLS ELECTRICは4月14日、宮城県亘理町に建設予定の系統用蓄電所(20MW/90MWh)のEPC(設計・調達・建設)およびO&M(運用・保守)を受託したと発表した。受託したのは、日本法人のLS ELECTRIC Japanと見られる。運転開始は2027年4月を予定、受注総額は約37億円。

LS ELECTRIC Japanは、地元の建設会社とコンソーシアムを組んで事業を推進し、設備の導入と運用を担当する。LC ELECTRICは、電力インフラや蓄電池の製造を手掛け、日本国内でも複数の蓄電所に蓄電設備の採用実績を持つ。

その一例として、2023年6月に運転を開始した福岡県糸島市の「パシフィコ・エナジー糸島発電所」および北海道札幌市の「パシフィコ・エナジー白石蓄電所」では、いずれも2MW/8MWhの蓄電池が導入された。また、電子部品販売を展開するシンデン・ハイテックスが発表した千葉県旭市の蓄電所にも同社製の蓄電池が採用されると見られる。

さらに、LS ELECTRICは東京都の2024年度「再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業」において、交付が決定した12件のうち、同社の設備提供が決まった事業があることを示唆している。これまでの蓄電所事業における連携の実績から、千葉県船橋市でパシフィコ・エナジーが開発予定の蓄電所事業である可能性が高い。

LS ELECTRICは、日本市場での太陽光発電所の運営や蓄電所事業を通じて事業拡大を図っており、「日本国内における太陽光発電所の自社運営など、戦略的に多角化によって、スマートエネルギー事業を確固たる成長エンジンとしていきます」と述べている。

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