Looop、三菱電機・HD Renewable Energy合弁のアグリゲーション事業に参画

2025年5月8日
Looopは系統用蓄電所の開発や電力小売事業を
行っている(画像:Looop)

Looopは5月7日、三菱電機および台湾のHD Renewable Energy(以下、「HDRE」)が今月設立する合弁会社、HeLM Aggregationに参画すると発表した。なお、出資比率については現時点で公表されていない。

三菱電機は2025年2月、HDREの少数株式を取得し、日本国内におけるアグリゲーション事業を展開するため、合弁会社を設立することで合意

新会社では、HDREが日本国内に保有する太陽光発電所や蓄電池所などの分散型エネルギーリソースのアグリゲーションを担い、電力需給の最適化を目指す。

Looopは2025年2月、埼玉県小川町で同社初となる系統用蓄電所「埼玉県比企郡蓄電ステーション」(2MW/7.68MWh)の運転を開始しており、この運用実績をHeLM Aggregationの事業にも活用していくとみられる。

さらにLooopは、今後、住宅や店舗に設置された太陽光発電所、蓄電池、電気自動車などの分散型エネルギーリソースのアグリゲーションを通じて、新しいサービスの提供についても検討を進める予定だ。

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