JR東日本、新幹線と駅ビル向けに太陽光PPAを合計23MW締結、2025年上期から供給開始

2025年1月16日
山形・秋田新幹線向けに締結したオフサイトPPA は、
21MWである(画像:JR東日本)

東日本旅客鉄道(以下、「JR東日本」)は1月15日、オフサイトPPAを2件締結したことを発表した。山形・秋田新幹線の運転用電力の一部として、またJR東日本グループの駅ビル(アトレルミネ)向けにそれぞれ再エネを供給する。

1件目のPPA は2024年12月5日、新幹線向けに締結した。のぞみエナジーが所有する21MWの太陽光発電所から東北電力が小売電気事業者として年間約35GWhを供給する。

同PPAは2025年4月から供給を始める。供給する電力量は山形新幹線(福島駅〜新庄駅間)、秋田新幹線(盛岡駅~秋田駅間)の使用電力量の約20%を占め、JR東日本が運行する新幹線全線で使用する電力量の約2%に相当するという。

2件目のPPA は2025年1月14日、駅ビルに供給する電力として締結した。JERAが発電事業者となり、関東エリアの太陽光発電所42ヵ所(合計出力:2MW)で発電した電力をJERAの完全子会社であるJERA Crossがアグリゲーターを担当。小売電気事業者のJR東日本商事が2025年2月から、アトレ大井町とルミネ横浜に電力供給を始める。

また同PPAでは、太陽光のみならずバイオガス由来の電力を組み合わせて供給する。JFEグループとJR東日本グループの合弁会社であるJバイオフードリサイクルは、JR東日本の駅ビルから排出された食品廃棄物をバイオガス化して発電事業を行っていることから、資源の有効活用をする。なお、バイオガス由来の電力量については明らかになっていない。

エネハブのPPAデータベースによると、JR東日本は昨年、東北電力と陸上風力発電所(出力:1.2MW)を活用したPPAを締結し、同年2月よりJR東日本の東北本部ビルに電力を供給している。新幹線の運転用電力のためのPPAについては、JR西日本がこれまでに複数のPPAを締結しているが、JR東日本にとっては今回が初めてとなる。

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