JERAなど、秋田県男鹿市沖風力の環境影響評価準備書を提出、Vestas製タービンを発注

2025年1月15日
JERAなどの企業連合はべスタスに15MWの
タービン21基を発注した(画像:Vestas)

JERA電源開発伊藤忠商事東北電力の4社が出資する、男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energy合同会社は先月末、洋上風力第2ラウンドの公募で落札した「秋田県男鹿市・潟上市及び秋田市沖」の風力発電事業(出力:315MW)において、環境影響評価準備書を経済産業大臣と関係する自治体へ提出したと発表した。

同文書によると、2028年6月30日の運転開始を目指している。着工は2027年3月、同年7月から2028年6月にかけて試運転を行う計画である。

また同社は、デンマークのVestasから15MWの風力タービン21基を調達し、O&M(運用・保守)サービスの提供を受けるという。同事業は、Vestasにとって日本の洋上風力発電事業の公募案件として、初めて確定した受注となる。

男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energy合同会社は、2023年1月に環境アセスメント手続きの第一段階にあたる「計画段階環境配慮書」を提出し、プロセスを開始した。2023年7月には、「環境影響評価方法書」を提出している。

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