
(画像:Jパワー)
電源開発(以下、Jパワー)は3月23日、高知県本山町の一般水力発電所「早明浦発電所」において、水車および主要変圧器を更新したと発表した。これにより、出力が42MWから43.2MWへ引き上げられた。
水車ランナの翼形状を最適化し、主要変圧器の容量を増強した。これにより、水車発電機のエネルギー変換効率が向上し、水車の落差や最大使用水量といった水利使用条件を変更することなく、出力を増加した。
同社は老朽化の進む水力発電所のリパワリング工事(水車・発電機等の一括更新)を進めており、新潟県魚沼市の「末沢発電所」、岐阜県高山市の「尾上郷発電所」、高知県北川村の「長山発電所」などが運転を再開している。さらに、2025年12月には一般水力発電所として国内最大規模である福島県檜枝岐村の「奥只見発電所」3号機のリパワリング工事を完了。発電所全体の最大出力を560MWから566MWへ増強している。
Jパワーは、全国61ヵ所で合計出力8.5GWの水力発電所を保有しており、そのうち揚水発電所は7基・計約5GWにのぼる。また、国内最大規模の一般水力発電所である奥只見発電所をはじめ、第2位と第3位の規模を誇る一般水力発電所も保有している。