HSE、千葉県銚子市で最大25.5MW陸上風力発電事業の環境影響評価方法書を公表

2026年3月16日
HSEは、三菱HCキャピタルが約85%出資する企業

HSEは先月、千葉県銚子市で計画する最大出力25.5MWの「(仮称)銚子西風力発電事業」について、環境影響評価方法書を関係行政機関に提出した。縦覧期間は、2026年3月3日〜4月1日。

同事業は、HSEの関連会社くろしお風力発電が保有する「銚子高田風力発電所」(最大出力:約1.9MW)および「椎柴風力発電所」(最大出力:約9.9MW)の建て替えと、新設を目的とするもの。事業実施区域の面積は約219haで、出力4~5MWの風力タービンを最大7基設置する計画だ。2029年以降に着工し、2032年以降の運転開始を目指す。

銚子高田風力発電所は2006年、椎柴風力発電所は2009年に運転を開始し、いずれもFIT価格22円/kWhで稼働している。東京ガスは2015年以降、FIT認定を受けた発電所の電力を活用するため、現在の新電力に相当する特定規模電気事業者登録を行い、両発電所からの電力調達を開始した。契約期間は、銚子高田風力発電所が2026年まで、椎柴風力発電所が2029年までとなっている。

くろしお風力発電は、HSEの発電所を保有する中核的な関連会社である。経済産業省のFIT/FIP事業計画認定情報によると、同社は2026年1月末時点で、FIT/FIPのもとで運転する陸上風力発電所18ヵ所・計95.1MWを保有する。設備容量の約40%は東北エリアに位置しており、関東エリアで保有する電源は今回の両発電所のみ。また、秋田県由利本荘市では「松ヶ崎・岩城赤平風力発電所」と「神沢・折林風力発電所」の2件の発電所を建設中である。

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