GSSG SolarとVoltaiyo、FIT太陽光8件・計104MWでSBI新生銀行によるリファイナンスを実施

2026年1月13日
2024年にBCPGより太陽光発電所を取得した
(画像:Voltaiyo)

米・GSSG Solar(以下、「GSSG」)とパートナーのVoltaiyo(旧:オブトンジャパン)は1月9日、共同保有するFIT太陽光発電所8ヵ所・合計104MWについて、SBI新生銀行によるリファイナンス(借り換え)を実施したと発表した。GSSGが同銀行との融資においてスポンサーを務めるのは6回目となる。

VoltaiyoのCEOであるMikkel Berthelsen氏は、「これらの発電所について、今後も運用面での改善を重ねるとともに、新たな取引先となるSBI新生銀行との長期的な関係構築を期待している」と述べている。

両社は2024年にタイを拠点に再エネ開発を手掛けるBCPGから、千葉県で開発中の1ヵ所(出力:13MW)を含む合計9ヵ所の太陽光発電所を取得したと発表している。また、GSSGによると、リファイナンスを実施した発電所は本州と九州を含む4エリアに分散しているという。VoltaiyoおよびBCPG日本法人ビーシーピージージャパンの案件情報を照合すると、今回のリファイナンスは以下の発電所が含まれるとみられる。

・福島県矢吹町:28.01MW(FIT価格36円/kWh、2022年5月運転開始)
・千葉県市原市:27MW(同36円/kWh、2021年10月運転開始)
・静岡県御殿場市:営農型太陽光2.17MW(同32円/kWh、2018年4月運転開始)
・静岡県御殿場市:営農型太陽光2.24MW(同32円/kWh、2018年4月運転開始)
・長野県駒ヶ根市:31.95MW(同36円/kWh、2022年3月運転開始)
・熊本県高森町:1.2MW(同40円/kWh、2015年2月運転開始)

Voltaiyoは、デンマークを拠点に再エネ開発を手掛けるObtonの日本法人である。2025年に前身となるオブトンジャパン合同会社とオブトンジャパンAM株式会社が合併し、社名をVoltaiyoに変更した。今回のリファイナンス案件を含む500MW以上の太陽光発電事業に出資している。2025年4月には、Intermediate Capital Groupとの業務提携を発表し、今後5年以内に1GW以上を目指して事業を拡大していく計画だ。

GSSGは米コロラド州を拠点とする実物資産(不動産、貴金属など)を対象とする投資会社で、2013年にGSSGソーラージャパンを設立、2014年には東京オフィスを開設した。Voltaiyoとの共同案件のほかにも複数の太陽光発電所の運用・開発を手掛けており、近年では米国の実物資産投資会社Vision Ridge Partnersと共同で、日本の系統用蓄電所事業への投資に特化した合弁会社を設立した。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。