
およびEPC事業を加速している
グリーンエナジー・プラスは、和歌山県広川町で計画されている系統用蓄電所(2MW/8MWh)について、関西圏に本社を置く企業からEPC(設計・調達・建設)契約を受注したと、親会社であるグリーンエナジー&カンパニーが6月10日に発表した。
契約金額や使用機器、建設スケジュールなどの詳細は、現時点では公表されていない。
グリーンエナジー・プラスはこれまでにも、Q.ENESTが栃木県佐野市で開発中の「Q.ENEST佐野高圧蓄電所」(1.999MW/8.226MWh)や、事業者非公表の千葉県印西市「印西蓄電所」(2MW/4MWh)の事業で、それぞれEPC契約を締結している。
また、親会社のグリーンエナジー&カンパニーは2029年4月までに合計1GWhの系統用蓄電所の開発を目指すと発表しており、グループとして蓄電所の開発およびEPC事業の拡大に向けて積極的に取り組んでいる。
グリーンエナジー&カンパニーは、東京証券取引所グロース市場に上場。2024年10月末時点では徳島県のエフピーライフが同社株式の約59%を保有する筆頭株主である。エフピーライフは、地方企業への投資や経営コンサルティングを主軸に事業を展開している。