
2号ファンドを組成した(画像:GPI)
グリーンパワーインベストメント(以下、「GPI」)は3月11日、秋田県鹿角市で開発を進めている約95MWの「(仮称)上沼風力発電事業」に関する「環境影響評価方法書」を公表した。
同文書では、前回提出した計画段階環境配慮書から事業実施想定区域の面積が約100ha程縮小したが、出力などのその他の計画に変更はなかった。GPIは、事業実施想定区域1,302haのうち、223haに1基あたり4.2~6.1MWの風力タービンを15~22基設置する計画だ。着工は、2030年1月、運転開始は2033年1月を予定している。
GPIはこのほかにも、東北エリアで2ヵ所の陸上風力発電事業を開発中であり、それぞれ環境影響評価手続きを進めている。1ヵ所目は、青森県で最大出力94.5MWの「グリーンパワー稲庭田子風力発電事業」で環境影響評価書を公表済みである。2ヵ所目は、岩手県で最大出力200MWの「(仮称)八幡平風力発電事業」で、環境影響評価手続きの第一段階にあたる計画段階環境配慮書を公表した。
GPIは関連会社を含め、これまでにFIT(固定価格買取制度)またはFIP(フィード・イン・プレミアム)認定を受けた風力発電所を250MW以上稼働している。また、開発中の事業は合計1.3GW以上に達しており、今後もさらに事業を拡大していく。2025年2月には、風力発電事業への投資を目的とした約610億円の2号ファンドを組成したほか、JERA主導の共同事業体にも参加しており、洋上風力第3ラウンドで落札した615MWの事業を開発中だ。
また、上沼風力発電事業の近隣には他の事業者が開発している発電所もある。最大出力106MWの「(仮称)鹿角東部市民ウィンドファーム事業」は計画段階環境配慮書を公表済みであり、最大86MWの「(仮称)田子小国風力発電事業」は環境影響評価方法書を公表済みである。