グリーンパワーインベストメント、九州で最大117MW陸上風力発電事業の環境影響評価準備書を公表

2026年3月19日
同社はNTTアノードエナジーとJERAの共同所有
(画像:グリーンパワーインベストメント)

グリーンパワーインベストメントは、鹿児島、宮崎、熊本の3県にまたがる最大出力117.6MWの「(仮称)伊佐・えびの・人吉風力発電事業」について、環境影響評価準備書を関係行政機関に提出した。縦覧期間は、2026年3月9日〜4月8日。

事業実施区域の面積は約898haで、出力4.2MWの風力タービンを最大28基設置する。2028年1月に着工し、2030年12月の運転開始を目指す。

同社は2020年に環境影響評価手続きを開始した。2021年の「方法書」段階までは最大出力を140MWとしていたが、その後、現在の事業規模へと縮小された。

経済産業省の事業計画認定情報によると、同社は鹿児島県伊佐市と宮崎県えびの市において、それぞれFIT認定を受けた陸上風力を保有している。これらは本事業に関連する可能性が高いとみられる。いずれも2020年度にFIT価格18円/kWhで認定を取得している。

計画地周辺では電源開発の「(仮称)肥薩風力発電事業」や、のぞみエナジーの「(仮称)球磨村風力発電事業」など、複数の案件で環境影響評価手続きが進められている。グリーンパワーインベストメントとその関連会社は、FIT/FIPのもとで計250MW超の稼働中の風力発電所に出資しているほか、開発中の案件も多く保有している。同社はかつて米・再エネ開発企業Pattern Energyの子会社だったが、2023年にNTTアノードエナジーJERAにより買収された。

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