ERE 、秋田県で54.6MW陸上風力の環境影響評価準備書を公表、2031年3月の運転開始を目指す

2025年7月31日
EREは国内で230MW超の陸上風力発電所を運用している
(画像:ERE)

ENEOSリニューアブルエナジー(以下、「ERE」)は7月16日、秋田県で計画中の「(仮称) 三種五城目風力発電事業」(最大出力:54.6MW)について、環境影響評価準備書を公表した。

同事業は4.2MWの風力タービン13基で構成され、うち10基は三種町に、3基は五城目町に設置される計画である。2027年5月に着工し、2031年3月の運転開始を目指している。

同発電所は、2022年度の陸上風力発電入札においてFIT価格15.53円/kWhで落札し、同年11月に環境影響評価手続きを開始、2023年4月には「方法書」段階に進んでいた。

三種町周辺は風況に恵まれており、風力発電所が複数稼働している。2006年に運転を開始した明電舎の完全子会社エムウィンズの「八竜風力発電所」(出力:28MW)や、2019年に運転を開始したユーラスエナジーホールディングスの「ユーラス秋田琴丘ウインドファーム」(出力:7.5MW)、JR東日本エネルギー開発の「三種風力発電所」(出力:7.5MW)などがある。

一方で、隣接する大潟村では、住友商事の完全子会社であるサミットエナジーによる「 (仮称)大潟村風力発電所新設事業」(2.5MW×40基、総出力:100MW)について、2013年に環境影響評価方法書が公表されたものの、その後の進捗は確認されていない。

EREは全国各地で13件・合計237.5MWの風力発電所を運転しており、さらに山形県酒田市において「JRE酒田風力発電所」(出力:21MW)のリプレース工事を計画中で、2027年2月の運転開始を予定している。また、北海道の「(仮称)宗谷丘陵南風力発電所」(出力:270MW)や岩手県の「(仮称)ノソウケ峠風力発電所」(出力:45MW)など、複数の陸上風力発電事業で環境影響評価手続きを進めている。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

その他の電力市場最新ニュース

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。