
(画像:ERE)
ENEOSリニューアブルエナジー(以下、「ERE」)は7月16日、秋田県で計画中の「(仮称) 三種五城目風力発電事業」(最大出力:54.6MW)について、環境影響評価準備書を公表した。
同事業は4.2MWの風力タービン13基で構成され、うち10基は三種町に、3基は五城目町に設置される計画である。2027年5月に着工し、2031年3月の運転開始を目指している。
同発電所は、2022年度の陸上風力発電入札においてFIT価格15.53円/kWhで落札し、同年11月に環境影響評価手続きを開始、2023年4月には「方法書」段階に進んでいた。
三種町周辺は風況に恵まれており、風力発電所が複数稼働している。2006年に運転を開始した明電舎の完全子会社エムウィンズの「八竜風力発電所」(出力:28MW)や、2019年に運転を開始したユーラスエナジーホールディングスの「ユーラス秋田琴丘ウインドファーム」(出力:7.5MW)、JR東日本エネルギー開発の「三種風力発電所」(出力:7.5MW)などがある。
一方で、隣接する大潟村では、住友商事の完全子会社であるサミットエナジーによる「 (仮称)大潟村風力発電所新設事業」(2.5MW×40基、総出力:100MW)について、2013年に環境影響評価方法書が公表されたものの、その後の進捗は確認されていない。
EREは全国各地で13件・合計237.5MWの風力発電所を運転しており、さらに山形県酒田市において「JRE酒田風力発電所」(出力:21MW)のリプレース工事を計画中で、2027年2月の運転開始を予定している。また、北海道の「(仮称)宗谷丘陵南風力発電所」(出力:270MW)や岩手県の「(仮称)ノソウケ峠風力発電所」(出力:45MW)など、複数の陸上風力発電事業で環境影響評価手続きを進めている。