
(画像:エンフィニティ・ジャパン)
米・再エネ開発企業Enfinity Globalの日本法人エンフィニティ・ジャパンは3月17日、三菱HCキャピタルエナジーと、国内における系統用蓄電所の開発、投資、運営に関する業務提携について、基本合意書を締結したと発表した。
本提携の初号案件として三菱HCキャピタルエナジーは、エンフィニティ・ジャパンが九州で保有する稼働中の蓄電所事業(出力:2MW)に参画した。今後両社は、エンフィニティ・ジャパンの資材調達力と開発力、三菱HCキャピタルエナジーの資金調達力とネットワークを活用し、全国で蓄電所事業の開発を進める方針だ。
Enfinity Globalは、蓄電所事業に加え、東北・関西・九州の3エリアで計7件・合計227MWの太陽光発電所に出資している。同社は2019年に設立。国内外で約39.3GWのポートフォリオを保有し、このうち1.2GWが稼働中、1.6GWが建設中である。資産の大半は太陽光発電所が占めるが、欧米を中心に17GW超の蓄電所開発案件を有する。なお、このうち米国およびイタリアの案件(各1件)については、2025年6月に大和エナジー・インフラが約49%の少数株式を取得した。
一方、三菱HCキャピタルエナジーは三菱地所、サムスン物産、大阪ガスと共同出資する北海道千歳市の「上長都蓄電所」を2027年1月に稼働する予定である。また、サンヴィレッジおよびRSアセット・アドバイザーズとも蓄電所事業に関する業務提携を締結している。太陽光発電所を中心とする再エネ発電所の保有容量は、2025年3月末時点で持分比率調整後ベースで675MWである。