
ENEOS Powerは3月10日、MIRAI東京蓄電が神奈川県横浜市で開発中の特別高圧系統用蓄電所(12.0MW/65.8MWh)について、アグリゲーター業務委託契約に関する基本合意書を締結したと発表した。市場取引によって得られる運用収益は、MIRAI東京蓄電と分配する見通しだ。
同蓄電所は、東京センチュリーとMIRARTHエナジーソリューションズによる共同事業として開発される。両社は2025年8月に同案件の開発を発表しており、2029年度の運転開始を予定している。
なお、本事業は東京都の2024年度「再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業」の採択を受け、約17億円の補助金が交付される見込みだ。
ENEOS Powerは2024年3月、北海道で自社保有の「室蘭蓄電所」を稼働し、自社による電力運用を行っている。これまで各電力市場での運用実績や取引の知見を蓄積し、2025年7月に系統用蓄電所のアグリゲーションサービスを開始した。今回の合意は同社にとって公表ベースでは初となる、系統用蓄電所の電力運用受託案件となる。