
(画像:ENEOS Power)
ENEOS Powerは12月23日、神奈川県川崎市で計画中の「(仮称)扇町天然ガス発電所」(出力:750MW)について、環境影響評価方法書を経済産業省および関係行政機関に提出したと発表した(「方法書」の縦覧期間は2026年1月29日まで)。同発電所は2033年前半の運転開始を目指す。
同社は2025年5月に「計画段階環境配慮書」を公表している。親会社であるENEOSの川崎事業所の約19万m2の未利用地を賃借して設置する計画で、発電設備にはGTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)方式を採用し、燃料は近隣のLNG基地からパイプラインを通じて供給する。工期は約4年を想定しており、2029年前半の着工を予定している。
同発電所では、年間約70万トンのLNGを使用する見込みだ。将来的には、水素混焼や二酸化炭素回収・貯留(CCS)システムの採用を検討する方針を示している。
扇町天然ガス発電所の隣接地には、2008年に運転を開始した「川崎天然ガス火力発電所」(出力:847.4MW)が立地している。同発電所は、ENEOS Powerと東京ガスの共同出資により建設したもので、出資比率は51:49である。