
(画像:アストマックス)
大和エナジー・インフラ(以下、「DEI」)、芙蓉総合リース、アストマックスは11月4日、北海道札幌市に建設した「しんかわ蓄電所」(50MW/100MWh)が、11月1日付で運転を開始したと発表した。
運営主体は、3社が共同出資して設立したSPC(特別目的会社)の合同会社DAXである。出資比率は、DEIが50.98%、芙蓉総合リースが46.0%、アストマックスが3.02%となっている。アストマックスは工程管理および運用準備業務を担当するとともに、アグリゲーション業務も担い、卸電力市場・需給調整市場・容量市場での電力取引を実施する予定。蓄電システムにはTesla製の「Megapack」が採用されている。
経済産業省の2022年度補正予算「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」に採択され、25億円の交付を受けて実施された。なお、建設は2023年度に着工した。
しんかわ蓄電所は、DEIおよびアストマックスにとって、初の稼働中の系統用蓄電所となる。DEIはこのほか、北海道千歳市において特別高圧の系統用蓄電所(38MW/160MWh)を建設中で、2027年中の運転開始を予定している。さらに、複数の新規開発を計画中だ。一方、芙蓉総合リースにとっては、2025年7月に運転開始した福岡県筑紫野市の「筑紫野天山蓄電所」(約2.0MW/約7.8MWh)に続く稼働中の案件となる。