
(画像:CSP)
カナディアン・ソーラー・プロジェクト(以下、「CSP」)は8月18日、長野県大町市において「CS長野大町太陽光発電所」(出力:3MW/DC、2MW/AC)の運転を開始したと発表した。発電した電力はPPAに基づき小売電気事業者に供給される。
同発電所はSPC(特別目的会社)であるCS長野大町が保有しており、O&M(運用・保守)はカナディアン・ソーラーO&Mジャパンが担当する。発電所の敷地面積は約3.1ha。
CSPの公開情報によると、同発電所は2025年3月に稼働を開始した熊本県熊本市の「熊本植木CC発電所」(出力:27.1MW/DC)に続くもので、CSPが2025年に運転を開始した2番目の太陽光発電所となる。
CSPは、太陽光発電所の開発・建設に特化した事業を展開するため、2015年にカナディアン・ソーラー・ジャパンから分社化して設立された。カナディアン・ソーラー・グループはカナダの太陽光パネルメーカーで、日本市場においてはFITの初期段階から発電所の開発に取り組んでいる。
これまでに国内で50件以上の発電所開発を完了しており、総出力は500MWを超えている。これまで開発した発電所の一部は、東証インフラファンド市場に上場している傘下のカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人が保有している。