Canadian Solar、北海道札幌市で2MW/8.2MWh系統用蓄電所を運転開始、第1号案件

2026年2月20日
本案件は北海道電力ネットワーク苗穂変電所近くに建設
(画像:Canadian Solar)

Canadian Solarは2月12日、同社グループにとって国内初となる系統用蓄電池案件「CS北海道苗穂蓄電所」(2MW/8.2MWh)の運転を開始したと発表した。

同社の発表によると、本案件は日本国内の開発組織であるグループ会社カナディアン・ソーラー・プロジェクトが開発を担当した。また、カナディアン・ソーラーの子会社であるCSI Solarの事業部門「e-STORAGE」製の蓄電池システム「SolBank 1.0」を採用している。これは、日本市場における同社グループ製品の初の納入事例となる。

また、e-STORAGEは本案件の設計、エンジニアリングならびに試運転を担当し、今後は保守・点検サービスも担う予定だ。

本案件の開発用地は、北海道電力ネットワークが2023年に実施した、系統用蓄電所向け土地貸付公募の一環として選定された。同事業の公募要領によれば、同社の苗穂変電所近接の約400㎡の土地について、年間最低賃料1,248,000円を設定していたが、最終的な契約条件は公表されていない。

さらにカナディアン・ソーラーは、2023年度に開始された長期脱炭素電源オークションの初回応札において3件・合計193MWの特別高圧系統用蓄電所案件を落札している。これらのプロジェクトは青森県、福島県、山口県にそれぞれ立地し、いずれもe-STORAGE製の蓄電池システムを採用する予定だ。なお、運転開始は2027年から2028年を見込んでいる。

カナディアン・ソーラー・プロジェクトが開発した太陽光発電所はこれまでに累計50件超・合計出力500MWdc以上である。いずれも、カナディアン・ソーラー製の太陽光パネルを使用し、主にFIT制度のもとで開発してきた。これらの一部は、傘下のカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人へ売却されている。

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