
強化を図る(画像:Blueleaf Energy)
シンガポールに本社を置く再エネ開発企業のBlueleaf Energyは4月24日、John Warren氏を日本のカントリーマネージャーに任命したと発表した。同社は、オーストラリアの投資顧問会社のMacquarie Asset Managementが運用するファンドの傘下にある。
Warren氏は2011年から日本国内で再エネ開発に従事し、FITおよびコーポレートPPAなどのEPC(設計・調達・建設)や案件組成についての幅広い知見と経験を持つ。直近では、ヴィーナ・エナジー・ジャパンの事業開発責任者を務めたほか、ドイツを拠点とする再エネ発電事業者saferayではシンガポールのカントリーマネージャーを歴任した。
Blueleaf Energyによると、今回の人事は「日本市場での積極的な事業拡大を図る」ことが目的であるという。同社は、少なくとも2023年頃から日本での人材採用や体制構築を進めており、国内事業の成長を加速していく方針だ。
同社CEOのRaghuram Natarajan氏は、「Johnの日本カントリーマネージャー就任は、北アジアにおける成長戦略の中でも極めて重要な一歩である。彼の確かなリーダーシップと日本市場に対する深い見識は、私たちが開発案件を増やし、戦略的なM&Aの機会を模索する上で非常に重要である」と述べた。
また、当面の重点項目として、Blueleafの新規発電所および他社との共同開発事業の拡大に加え、開発後期または稼働中の太陽光、陸上風力、蓄電所の取得を通じたポートフォリオの強化を挙げている。
近年、規制や土地の利用制限の影響で再エネ開発エリアが限られる中、事業規模を拡大するための既存の発電所への投資も加速している。その一例として、東急不動産が約400MWの発電所を保有するリニューアブル・ジャパンを買収したほか、イギリスの投資会社Actisが設立したのぞみエナジーも、300MWを超える太陽光発電所を取得するなど、再エネ市場での競争が激しさを増している。