
auリニューアブルエナジーと大阪を拠点とする太陽光発電所の開発を手掛ける菊水は2024年12月上旬に、パートナーシップ協定を締結したと発表した。同協定により両社は2024年度から2025年度にかけて合計15MWの太陽光発電所の開発を計画しているという。
菊水によると、同社は太陽光発電所の開発に伴う用地取得から各種申請手続き、資材調達、施工までを一貫して行う体制を構築しており、顧客のニーズに応じた形態での電力調達を強みとしている。
auリニューアブルエナジーは、KDDIの100%子会社であるauエネルギーホールディングスと京セラの80:20の持分比率の合弁会社で、2023年に設立された。主にKDDIの基地局やデータセンターへの電力供給を行っている。
auリニューアブルエナジーは菊水のほかにも、2025年度における太陽光発電所の開発で他社とのパートナーシップ協定を締結しており、これまでにウィンフィールドジャパンと13MW、ソーラー・リノベーションと16MW、Hyperion Tokyo、オーキット、ネクストエナジー、サンライフコーポレーションともそれぞれ開発に係る協定を締結している。