auリニューアブルエナジー、新たに中部・関西・九州エリアの計9ヵ所で系統用蓄電所を開発へ

2025年11月27日
着工開始の案件にはパワーエックス製が採用
(画像:パワーエックス)

auリニューアブルエナジーは11月19日、中部エリアの3ヵ所において、系統用蓄電所の建設を2025年9月から開始したと発表した。また、このほかにも6ヵ所の蓄電所開発計画を明らかにした。

着工した案件は、いずれも1.9MW/8.2MWhの系統用蓄電所で、日本エネルギー総合システムと共同で開発を進めている。岐阜県下呂市の蓄電所は2026年上期、愛知県瀬戸市と岐阜県高山市の2件は同年下期に運転開始する予定である。なお、3ヵ所すべてにパワーエックス製の系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」が導入される。

同社はさらに、中部・関西・九州エリアでもそれぞれ蓄電所の建設を順次進め、2027年3月までに全案件の完成を目指すとしている。建設予定地は、三重県に2ヵ所、京都府、鹿児島県、宮崎県、大分県に各1ヵ所の合計6ヵ所。いずれもJFEテクノスおよびTMEICとの共同開発で、2MW/8MWhの系統用蓄電所となる。

これらの案件では、auリニューアブルエナジーが企画・資金調達・運営を統括し、JFEテクノスがEPC(設計・調達・建設)、TMEICが蓄電設備の製造・供給を担当する予定である。6ヵ所の蓄電所の設計・調達・建設を標準化することによって、工期の短縮や品質の均質化を図るほか、O&M(運用・保守)の効率化が見込まれる。

今回の蓄電所に関する取り組みは、2025年8月に運転を開始した栃木県小山市の「小山蓄電所」(2.0MW/5.6MWh)に続くものとなる。また、auリニューアブルエナジーは、2027年4月の運転開始を目指して、初となる特別高圧の系統用蓄電所(28MW/90MWh)の開発も三重県津市で行っており、調整力の確保を積極的に進めている。

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