auリニューアブルエナジー、群馬県の30MW太陽光の環境影響評価方法書を公表

2025年3月21日
同事業は、太陽光発電所の適地が減少している中でも
大規模な開発である

auリニューアブルエナジーは3月17日、群馬県東吾妻町に建設予定の太陽光発電所(出力:29.9MW/DC)に関して、同県の環境影響評価条例に基づき「環境影響評価方法書」の縦覧を開始すると発表した。

同社は、約96haの土地に「auRE群馬県吾妻郡東吾妻町太陽光発電所G1」を建設する計画で、2027年に着工し、2029年3月の完工を目指している。

auリニューアブルエナジーは、auエネルギーホールディングス京セラの共同出資により2023年に設立。出資比率は、auエネルギーホールディングスが80%、京セラが20%である。同社は親会社であるKDDIの基地局やデータセンターへの電力供給を主力事業としており、太陽光発電事業の開発においては菊水ネクストエナジーなどとの連携を進めている。また、2023年12月には埼玉県で太陽光発電所(出力:950kW)の運転を開始した。

エネハブの取材に対し、同社は「auRE群馬県吾妻郡東吾妻町太陽光発電所G1」で発電した電力について、「現在、コーポレートPPAにて売電予定です」と回答している。なお、同発電所の供給先は現時点で公表されておらず、KDDIに全量供給されるのか、または他の需要家に供給されるのかは明らかにされていない。

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