
大規模データセンター(DC)開発を手掛けるAirTrunkは12月17日、大阪府で2拠点目となるDCの開発を計画していると発表した。新施設のIT容量は100MW以上を見込んでおり、完成時には同社の国内データセンターは4拠点、総IT容量は530MW以上に拡大する見通しだ。開発スケジュールの詳細は現時点では明らかにしていない。
同社は新施設の電力使用効率(PUE)を1.15と想定している。この前提では、冷却設備などを含めた施設全体で、最大約115MWの電力需要が生じると試算される。
AirTrunkは現在、国内で関東エリアに2拠点(IT容量300MW以上、110MW以上)、大阪府で1拠点(同20MW以上)のDCを開発している。2025年6月には千葉県印西市の300MW級DCについて、第1期となる40MW分の建設に着工した。
AirTrunkは、オーストラリアに本社を置き、クラウド事業者向けの大規模データセンターの開発・運営を手掛ける企業である。アジア太平洋地域を中心に事業を展開しており、これまでに日本向けに累計2,440億円を投資してきた。今後は、既存および計画中のプロジェクトを通じて、投資総額を約1.2兆円まで拡大する計画だという。一方、日本国内でのPPAの締結状況については公表しておらず、大規模な電力調達の手法が注目される。