
太陽光発電所の開発・運営を手掛けるAI.netは10月23日、系統用蓄電所市場に参入する計画の一環として、中国の蓄電池大手Contemporary Amperex Technology(以下、「CATL」)から蓄電システム合計1GWhを調達すると発表した。契約の締結は10月27日に実施された。
契約に基づき、AI.netはCATL製の定置用蓄電池システム「TENER Flex」(容量:705.5kWh)を導入する。初期開発分として2MW/8MWh規模のほか、特別高圧の系統用蓄電所向けに順次導入する方針だ。
同社は北関東地域を中心に事業を展開し、地元企業や自治体との連携による案件開発を目指している。また、AIを活用した再エネ向けシステム開発を進めており、自社で特定卸供給事業者の届出を行う計画もあるという。今後は電力取引の最適化を自社内で行う体制の構築も視野に入れている。また、2028年3月末までに、合計500MWの蓄電所を開発する目標を掲げている。
経済産業省によると、同社の関連会社ヤマティーは、低圧案件を中心に全国で20ヵ所・合計1.4MW/ACのFIT太陽光発電所を稼働している。また、AI.netの代表社員である山下正廣氏が代表を務めるIDTホールディングスも、複数の小規模太陽光発電所を所有していることが分かっている。