
(画像:オリックス)
関西電力とオリックスは12月1日、両社が共同で開発した48MW/113MWhの「紀の川蓄電所」(和歌山県紀の川市)の運転を開始した。
同蓄電所は両社が折半出資した紀の川蓄電所合同会社が2022年7月より開発を進め、今年4月の運転開始が予定されていたものである。敷地は約8,000m2でTMEIC製のリチウムイオン蓄電池コンテナが64台設置されている。
卸電力市場や需給調整市場、容量市場での取引を関西電力グループのE-Flow合同会社が、O&M(運用・保守)はオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメントが担当する。EPC(設計・調達・建設)は関西電力グループのきんでんが行った。
また、オリックスは滋賀県米原市にて134MW/548MWhの「米原湖東蓄電所」も建設中である。EPCは東芝プラントシステムが行い、2026年11月の運転開始が計画されている。