
自然電力は、お菓子メーカー、ブルボンと締結したオフサイトPPAに関連して、新潟県と山形県の太陽光発電所4ヵ所の開発資金調達のため、新潟市に本店を置く第四北越銀行から約10億円の融資を受けたと発表した。
第四北越銀行によると、昨年11月15日に融資契約が締結され、これまでの再エネ発電事業向けプロジェクトファイナンスで培ったノウハウをもとに「電力の地産地消型」事業向けのファイナンススキームを構築した、と述べている。
自然電力のSPC(特別目的会社)である自然エネルギーSEBE1が所有する4ヵ所の太陽光発電所はFIP(フィード・イン・プレミアム)認定を取得しており、合計出力は6.7MW/DC、4.6MW/ACである。そのうち3ヵ所は昨年すでに運転を開始しており、残り1ヵ所は今年10月の運転開始を予定している。:
新潟県
・柏崎松波太陽光発電所 (3,301kW/DC、1,999kW/AC 2024年4月運転開始)
・巻渕太陽光発電所 (921kW/DC、700kW/AC 2025年10月運転開始予定)
・深沢町太陽光発電所 (1,919kW/DC、1,500kW/AC 2024年10月運転開始)
山形県
・山形新庄太陽光発電所 (572kW/DC、400kW/AC 2024年10月運転開始)
自然電力の過去の発表によると、上記4ヵ所の発電所は同社が2022年に少数株式を取得したBison energyと共同で開発したものである。