自然電力、岩手県の35.24MW太陽光発電所の環境影響評価準備書を公表

2025年2月5日
自然電力は2013年に大船渡第一・第二太陽光発電所の開発を始めた(画像:自然電力)

自然電力の子会社である岩手三陸太陽光発電は1月31日、「大船渡第一・第二太陽光発電所事業」(合計出力:35.24MW/DC、29.4MW/AC)の「環境影響評価準備書」を公表した。

同文書によると、発電所は岩手県大船渡市大窪山放牧場跡地に建設され、約98haの土地のうち、約23haに460kW/DCの太陽光パネルが76,608枚設置される。具体的な着工時期については明らかになっていないが、着工から約20ヵ月後の運転開始を見込んでいる。

同事業計画を検討し始めた2013年当初は、現在の開発予定地とはやや異なる場所で予定していたため、2013年度にFIT認定を受けた際、17.62MW/DC、14.7MW/ACの2ヵ所の発電所としてそれぞれ認定を受けたが、その後、両発電所が統合された。認定時の10kW以上のFIT価格は36円/kWh。

同発電所の出力では環境省が定める環境影響評価手続きを行う必要はないが、岩手県環境影響評価条例では評価の対象となっている。そのため同社は、2023年8月に「環境影響評価方法書」を提出するなど、環境影響評価手続きを進めている。

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