
(画像:松尾産業)
松尾産業は1月9日、エネルギー関連企業(非公表)向けに開発した、富山県富山市の系統用蓄電所(2MW/8MWh)の受電を開始したと発表した。今回の案件は、同社にとって初となる蓄電所開発案件である。
本事業では、蓄電池の供給からシステム設計、連系手続き、施工調整、アグリゲーターとの連携までを一貫して支援を行った。
今後は需給調整市場への参加を予定しており、Gotion製のコンテナ型蓄電システム3基とLS ELECTRIC製のPCS(パワーコンディショナー)を採用している。工事は2025年10月に着工した。
松尾産業は、自動車部品や光輝性顔料を中心とした専門性の高い原材料、研究開発装置を主力とする商社として事業を展開してきたが、太陽電池セルやモジュールの開発・販売にも取り組んできた。2023年度には系統用蓄電所事業に参入、2025年11月には、自社保有および共同運営・他社案件向けの系統用蓄電所の開発・運用を目的とした完全子会社「松尾エナジー」を設立している。
同社は現在、高圧の系統用蓄電所を中心に事業を展開しているが、今後は特別高圧の系統用蓄電所への拡大も検討していく方針だ。