
開発に注力している(画像:日本ベネックス)
日本ベネックスは1月18日、茨城県つくば市にある物流施設の屋根を借りて建設した「ベネックスつくば1ソーラーポート」(出力:2.1MW/DC、1.4MW/AC)の運転を開始したことを発表した。これにより、同社が保有する屋根置き太陽光発電所は28件(合計出力:50.2MW/DC)となった。
同発電所は、グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドグループ傘下のアセットマネジメント会社が開発した物流施設「LFつくば」の屋根に新設された。太陽光パネルは、Chint Solar製3,536枚が設置され、PCS(パワー・コンディショナー)はSUNGROW製である。年間発電量は、約2.3GWhが見込まれている。
同発電所は、「太陽光第10回入札(2021年度第3回)」で、FIT価格10.39円/kWhで落札された。しかし、2024年5月にFIT認定の取消しを行い、2024年8月にFIP(フィード・イン・プレミアム)に移行したことが分かっている。これにより、コーポレートPPAと組み合わせることが可能となり、さらには2023年10月から屋根置き太陽光発電のFIP価格(12円/kWh)が地上設置型(9.5~10円/kWh)と比較して高くなったことも、FIPに移行する後押しになったとみられる。
2023年10月から今年度末まで、10kW以上の屋根置き太陽光発電のFIP価格は12円/kWhである。2025年度には11.5円に引き下げられるが、50kW以上の地上設置型太陽光発電のFIP価格は1kWh当たり10円を切っていることを考慮すると、屋根置き太陽光のFIP価格は依然として高いことが分かる。
日本べネックスは発電所を45件(合計出力:59.2MW/DC)保有しているが、地上設置型太陽光発電所の保有割合は少ない。