
島根県松江市内にある(画像:中国電力)
中国電力は12月7日、約13年ぶりに島根原発2号機(出力:820MW)を再稼働した。再稼働は、福島第一原発事故後の2012年1月に停止して以来である。同発電所は今月中に送配電網に電気を送電し、2025年1月上旬に営業運転を再開する予定である。
島根原発2号機は、沸騰水型軽水炉(BWR)で1989年2月に営業運転が開始され、運転開始から35年以上経過している。同発電所の1号機(出力:460MW)は、2号機同様、BWRで1974年に運転を開始したが、東日本大震災後の規制基準の厳格化により運転期間の延長には巨額な投資が必要になることから2015年に営業運転を終了した。
また、新設する同3号機(出力:1.37GW)は、改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)を採用しており、現在原子力規制委員会の審査中である。中国電力は当初2012年の運転開始を予定していたが、福島第一原発事故の影響で遅れ、2030年度までの運転開始を目指しているという。
同2号機の再稼働で、国内における再稼働した原発は計14基に達し、総発電量は13.2GWとなった。原子力発電所の運転状況の詳しい情報や経済産業省の政策や制度関連の動向については、エネハブの有料会員向けの月次レポート「電力制度&市場トラッカー」にお申込みください。