大東建託、岩手県の6.25MWバイオマス発電所の全保有株式を取得へ、FITからFIPに移行予定

2025年2月22日
一戸フォレストパワーのバイオマス発電所は
2016年から稼働している(画像:大東建託)

大東建託は2月17日、廃棄物処理事業を手掛けるフジコーの完全子会社で、岩手県一戸町においてバイオマス発電所(出力:6.25MW)を運営する一戸フォレストパワーの全保有株式を取得することに合意したとを発表した。

同発電所の年間発電量は約45GWh。発電した電力は、2025年度から東日本エリアの大東建託グループの事業所や管理物件の空室・供用電気に供給する予定だ。

2014年度に間伐材等由来の木質バイオマスを燃料にFIT(固定価格買取制度)認定を買取価格価格32円/kWhで受けているが、今回のスキームを可能にするためFITからFIP(フィード・イン・プレミアム)に移行する計画だ。

大東建託は、引き続き、同発電所で林業事業者や森林組合から調達する未利用材、製材過程で生じた端材を破砕した燃料を使用する。

同グループは2020年7月より、全国の事業所において再エネ電力の導入を順次進めており、今回の株式譲渡を通じて、再エネの国内導入率は100%に達成する見込みだ。

また、「2040年までに事業活動で消費する電力を100%自社発電の再エネ化」を目標に掲げており、その一環として2023年7月には兵庫県の「朝来バイオマス発電所」(出力:5.6MW)の事業譲渡契約を関西電力グループなどと締結し、2024年4月から発電所の運転を開始した。朝来発電所で発電した電力は、西日本エリアの大東建託グループの事業所に供給している。

買収先となる一戸フォレストパワーの親会社であるフジコーは、建設関係の廃棄物処理事業を通じて得たノウハウを活かし、2007年にバイオマス発電事業に参入。廃棄物のエネルギー利用に加え、森林未利用資源を活用し、2016年6月から一戸フォレストパワーの発電所を稼働している。

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