四国電力、伊方原発3号機の定期検査を10月11日に開始、2026年1月運転再開予定

2025年10月6日
四国エリアで唯一稼働している原発が定期点検に入る
(画像:四国電力)

四国電力は10月3日、愛媛県伊方町の原子力発電所「伊方発電所」3号機(出力:890MW)の第18回定期検査を10月11日から開始すると発表した。12月25日に送電を開始し、2026年1月19日に検査を完了する見通しを示した。

同3号機は、四国エリアで唯一稼働する原子炉である。伊方発電所の1・2号機は廃止済みで、1994年12月に運転を開始した3号機のみが稼働を続けている。

定期検査では、原子炉本体や冷却系統などの主要設備の点検を行う予定である。また、燃料集合体157体のうち44体を新燃料に取り替えるほか、原子炉へ冷却水を供給する設備の弁を交換する工事など、設備の保守作業を実施する。  

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