
(画像:電源開発)
日本卸電力取引所(JEPX)によると、スポット市場における3月24日〜25日取引分(受渡日:3月25日〜26日)の四国エリアのエリアプライスが2日連続で終日0.01円/kWhをつけた。
これは、3月23日に岡山県岡山市で発生した山林火災の影響とみられ、電力広域的運営推進機関によると、同日22時頃に中国四国間連系線(本四連系線)が停止した。
中国四国間連系線(運用容量:1GW超)では緊急作業を行っており、25日20時時点でも運用容量はゼロとなっている。また、関西四国間連系線(阿南紀北直流幹線)も作業のため、通常の1.4GWから70MW〜140MWに運用容量が制限されており、四国エリアから余剰電力の送電ができない状況だ。
そのため、四国エリアで発電した電力の大幅な余剰が発生し、3月25日〜26年受渡分のエリアプライスは0.01円/kWhの最低価格に張り付いた。中国四国間連系線の復旧が見込まれるまで、底値で推移すると予想される。
なお、過去一ヵ月間の四国エリアの1日平均価格は、外れ値を除いて10円~15円/kWh前後で推移している。